携帯用電気器具がアーキングを起こし、火災が発生

マッドテスト （採掘液中の水、石油、および固形物の監視） で、蒸留器を使用していました。

その蒸留器はマッド研究室のヒュームキャビネット内にあり、延長コードとテーブルタップで電源を供給していました。

ヒュームキャビネット内で発火しました。煙探知機が作動しました。

火災が起こったことを確認した後、作業員等をその場から避難させ、非常警報を鳴らしました。

警報がなった直後に消火チームが到着し、すぐに火を消しました。

事件室の一部が破損しました。幸い負傷者はありませんでした。

テーブルタップを付けた延長コード内でのアーキングが発火の原因と思われます。

アーキングの原因は、絶縁不良だと思われます。

• 3 m コードの絶縁が規定に達していなかった。断面エリアの絶縁は 1 mm² であったが、実際には 1.5 mm² で銅製でなければなりませんでした。

蒸留器内の加熱エレメントにはオーバーライド機能がなく、サーモスタットに支障があった場合、過熱を防ぐことができませんでした。

ヒュームキャビネットの設計が適切ではありませんでした。

• 内部にコンセントがなく、延長コードを使用しなければなりませんでした。
• 設計図にあるステンレス鋼でなく、可燃性のクラッディングを壁に使用していました。

キャビネットに可燃性の化学薬品が貯蔵してあったため、火災の規模は拡大しました。

マッド研究室内のヒュームキャビネットや蒸留器が設計仕様に準拠していること、メンテナンスを正しク行っていることを確認します。

延長コードは、高温によるアーキングが起こらない堅固なもののみを使用します。検査プログラムにコードも加えます。

使用前に携帯用電気器具の損傷について検査してあることを確認します。

マッド研究室の定期点検を行い、以下を確認します。

• 危険物を正し貯蔵し直します。
• ベントフード作業を要件通り行います。

自分の作業場で火災を経験したことがありますか？

• 何が原因でしたか？
• 未然に防ぐことができましたか？

自分が使用するすべての器具装置が仕様通り定期的に点検されているか否かは、どうしたら確認できますか （携帯用電気器具等）？

マッド研究室では、危険物をどのように保管していますか？安全性を改善できますか