梯子などの道具・器具を確認する重要性

何が起こったのですか？

船舶上で「巡回安全チェック」を実施中、状態の悪い道具があることに気付きました。
消火に厨房のファイヤブランケットを使い、その後また収納しました。火事に関して何も事故報告がされず、明らかに、ファイヤブランケットも長い間点検されていませんでした。
錆が生じ、底のプラスチックの支えが無くなった梯子も見つかりました。
なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか？

船長による点検の指示、防火の要件等が遵守されていませんでした。
必要な手順であるにもかかわらず、クルーによるファイヤブランケットの点検が毎週行なわれていませんでした。
船上の梯子は、定期的および使用前の点検がありませんでした。
すべての梯子と巻上機を定期的に点検し、必要なメンテナンスを行う要件が遵守されていませんでした。
彼らは何を学びましたか？

点検チェックリストに「点検済みと記す」だけでなく、全項目をしっかりと点検します。
その規模にかかわらず、すべてのインシデント（この場合は、小火）を直ちに報告すること。
船上の梯子は、すべて、番号とラベルを付けて毎月点検します。
壊れた梯子を船舶から下ろし、代わりの梯子を注文します。
始動前にすべての梯子を点検することの重要さを、再度クルーに説明すべきです。
自問自答するか、クルーに質問してください

職場での点検は徹底していますか？どのように確認しますか？
船舶上で最後に巡回安全チェックを行なったのはいつですか？
火事を報告しなかった理由は何だと思いますか？
どうしたらすべての事故を報告できますか？
梯子の使用前に点検をしていますか？梯子が安全か否かを、どのように判断しますか？