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木の伐採中における負傷事故の防止

  • が起こったのですか?

    ある従業員が、キャビンで木を切っていました。彼は、聴覚保護具と保護衣を装着していました。

    同時に、付近でも別の人が木を切っていました。

    そのとき、付近の人が木の伐採時にコントロールを失いました。  木は、従業員を直撃しました

    従業員は肋骨を骨折し、肺を損傷し、打撲傷と衝撃を負いました。従業員は、ボートと救急車を使って病院へと搬送されました。その後、幸運にも従業員は全快しました。

    赤色の保護帽と白色の手袋を装着した従業員が、携帯式の鋸を使用して木の幹の底を切断しています。
  • なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか?

    作業エリアの保護の欠如:従業員と付近の人はお互いに接近しすぎて作業していました。

    従業員は、付近で別の人が作業しているのに気付いても、自分の作業を中止しませんでした。

    従業員と付近の人との間に、コミュニケーションはありませんでした。

    チェーンソーの音が大きかったうえ、聴覚保護具を装着し、さらに木が倒れる音もあったため、従業員は付近の人が叫んで警告を発しても聞き取ることができませんでした。

    木が倒れることで危険が及ぶ区域に立つ従業員を示す図
  • 彼らは何を学びましたか

    自分の安全領域で別の人が作業しているときは、作業を中止してください。

    木の伐採方法を知らないときは、それを専門とする人に尋ねてください。

    以下の場合、木を倒す作業と横引きの作業のみを行ってください。

    • 体調が良好で、合理的に活動できるとき。
    • チェーンソーの使用方法と保守方法についてすでにトレーニングを受けている、もしくは経験を積んでいるとき。
    • 木を倒す作業と横引きについてすでにトレーニングを受けている(またはトレーニングを受けている最中である)、もしくは経験を積んでいるとき。
    • 医薬品やアルコールを摂取した後であったり、疲労・疲弊していないとき。
    • 業務を遂行するための設備が完全に備えられているとき。
    • 緊急時に支援してくれる、もしくは支援を手配してくれる人が一緒にいるとき。木を伐採するとき、もしくはチェーンソーを使用するときは、決して単独では作業しないでください。
    What learn - icon
  • 自問自答するか、クルーに質問してください

    架空送電線を点検しましたか?送電線から、少なくとも10フィートは離れた場所にいますか?送電線に注意を払うオブザーバー(observer)は存在していますか?

    付近の同僚と隣人に情報を伝達しましたか?

    梯子が使用される場合、それは木に括り付けられていますか?  梯子を伝って、枝の上にまでアクセスすることはできますか?

    落下防止ハーネスは、木の安定した部分に取り付けられていますか?

    一般の人が立ち入らないように、作業現場に警告標識が掲げられていますか?

    木が意図した方向に倒れるように、木にコントロールライン(control line)が用いられていますか?

    木を伐採するとき、木と人々の間に、木の高さの2倍以上に相当する距離が確保されていますか?

    木が倒れる際の枝の動きを管理するのに貢献する同僚がいますか?

    すべての作業員とオブザーバーがヘルメット、安全ゴーグル、聴覚保護具、蛍光チョッキ、切断抵抗ズボン、安全長靴を装着していますか?

    Ask your crew - icon
公開日 20/10/21 307 閲覧数

ある従業員が、キャビンで木を切っていました。彼は、聴覚保護具と保護衣を装着していました。 同時に、付近でも別の人が木を切っていました。そのとき、付近の人が木の伐採時にコントロールを失いました。 木は、従業員を直撃しました