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緩んだカバーシートが強風で飛ばされる

  • が起こったのですか?

    あるエリアの操作員が、冷却タワーについて日常的な監視作業を行っていました。

    彼らは、冷却タワー上部から、破損したポリ塩化ビニル(PVC)/繊維強化プラスチック(FRP)製ケーブルトレーカバーシート(cable tray cover sheet)が外れて飛ばされ、破損した状態で落下しているのを発見しました。

    カバーシートは、30m(98フィート)の高さから地上に落下していました。

    1枚の大きさが1m x 2.7m(3フィート x 9フィート)で、重量が20kg(44lbs)のシートが、地上と冷却タワーの上部で破損した状態で見つかりました。

    幸いなことに、負傷者はいませんでした。

    What happened - icon
  • なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか?

    強風により振動が起き、緩んだ状態のカバーシートが外れてしまいました。

    ほとんどの場所でクランプが緩んでいることが判明しました。

    クランプと固定具は堅牢に設計されておらず、強風の際に良好な性能を発揮しませんでした。

    • クランプは、ケーブルトレーカバーシート(cable tray cover sheet)の端に、2.5m(8フィート)の毎に固定されていました。
    • 各クランプには、ボルトが1本伴っているのみでした。

    作業員は、メーカーの好みに応じて採用するクランプの種類を決めました。

    Why did it happen - icon
  • 彼らは何を学びましたか

    PVC/FRPカバーシートと共に、摩擦保持クランプ(friction hold clamp)を使用するべきではありません。

    • クランプボルトは、PVC/FRP製カバーシートには貫通しない摩擦保持クランプ(friction hold clamp)です。

    保持クランプを二重ステンレス鋼ストラップ(カバーシート1枚につき3個以上)と交換して、落下する物体によるリスクを最小限に抑えてください。

    仕様の内容を更新して、PVC/FRP製ケーブルトレーカバーシート(cable tray cover sheet)用の摩擦保持クランプの使用を避けてください。

    強風の際は、物体が不意に外れて地上に落下する可能性がありますので、十分に注意してください。

    What learn - icon
  • 自問自答するか、クルーに質問してください

    高所でカバーシートを固定するには、どのような方法を使いますか?

    現場では、落下のリスクについてどのように評価が行われていますか?

    悪天候には適さない設備が、あなたの現場に存在していますか?交換することは可能ですか?

    このようなことが起こるのを防ぐために、どのような対策をしていますか?どうすれば改善できますか?

    Ask your crew - icon
公開日 25/11/21 293 閲覧数

あるエリアの操作員が、冷却タワー上部から、ケーブルトレーカバーシート(cable tray cover sheet)が外れ、飛ばされて破損した状態で落下しているのを見つけました。それらは30m(98フィート)の高さから地上、U溝(U-ditch)の中、および冷却タワーの上部に落下しているのが見つかりました。幸いなことに、負傷者はいませんでした。